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鏑木毅プロデュースレース

鏑木毅プロデュースレース

鏑木毅が欧米でのトレイルランニングの経験をもとに、日本の山や森の美しさを思いっきり体感できるよう独自に企画したレースのことで、今年は7箇所での開催が予定されています。大会ごとにコンセプトとスタイルを変えていますので、順位を競いたいランナーからゆっくり走ることを楽しみたい方まで、多くのみなさんにご参加いただけます。
また、プロデュースレース開催地域には、レース前後にぜひとも訪れたいおすすめのスポットが点在しています。できればゆっくり滞在いただいて、各地の自然に触れ合っていただきたいと思います。

鏑木毅プロデュースレースマップ 中能登トレジャートレイルラン
FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニングinくつき
比叡山Internationarl Trail Run2015
IZU TRAIL Journey
ULTRA-TRAIL Mt. Fuji
  SPA TRAIL Shima to Kusatsu
KANNA Mountain RUN&Walk
上州八王子丘陵ファントレイル in OTA
鏑木毅プロデュースレース

比叡山Internationarl Trail Run2015

今年の開催日程:2015年5月30日(土)

このレースへの想い

修験道の聖地でもある比叡山を50km、累積標高3700mというハードなルートで巡るコースです。私がプロデュースするレースの中でも「厳しさ」をテーマとした数少ない大会です。ハードなイメージばかりが先行してしまいがちですが、コースは普段訪れることのない静かなマイナートレイルを辿れるのも大きな魅力です。
この大会は多くの仏閣や古跡を巡る旅でもあります。否が応でも聖地の雰囲気を感じていただけると思います。新緑の5月は一年で最も比叡山の自然が輝く時期です。きっとこの宗教の聖地にまた新たな魅力を感じていただけるでしょう。

大会を終えて

完走率46パーセント。ただでさえ厳しいコースなのに5月とは思えないような異常な暑さもあり選手の皆さんには本当に厳しい道のりとなりました。
10数年前になるでしょうか、この山を訪れた時に他の山にはない強いスピリチュアルな雰囲気に強く心を打たれました。思いはいつかは通じるもので今回、多くの方々の思いと私の思いが合致し、このような夢のような舞台で開催することができました。私のコンセプトは最初から厳しいイメージを思い描いていました。
トレイルランの愛好者の皆さんは本当に普段忙しい毎日を送られているようです。そんな皆さんに、日常を思いっきり離れてこの厳しい山道で己としっかりと向き合って欲しい、そして新たな自分に出会って欲しい。そんな思いがありこの大会を開催しました。大会終了後にボランティアの皆さんと一緒に撮った写真は私の宝物です。

hiei2015

プラスαのお楽しみ

是非とも京都観光とセットでお楽しみください。レース開催日を土曜日としたのもレースの後にリラックスした気分で古都を楽しんでいただきたいとの思いからです。




SPA TRAIL Shima to Kusatsu

今年の開催日程:2015年6月27日(土)~28日(日)

このレースへの想い

ウルトラトレイルのエントリーレースとして最適なレースです。国内にはヨーロッパスタイルのアップダウンの厳しいレースが多いなか、北米スタイルの走れるトレイルランニングのレースは貴重な存在です。
上信越高原の自然度が極めて高い森をゆくコースは心をきっと癒してくれるはずです。神秘の湖「野反湖」、原生林の根広尾根、そして後半に辿る日本の山村原風景が残る六合の集落を巡るトレイルでは温かい応援ともてなしを受け、ほかのレースにはない温かみを感じていただけると思います。
雑誌『Number Do』で死ぬまでに一度は走りたい大会にもランクインした理由は、このレースを一度経験していただければ必ずわかるはずです。

大会を終えて

今回は大会当日間際まで荒天が予想され最後まで不安な気持ちのなか、悪天候でもしっかりと開催できるという準備を進めてきました。皆さんの思いもあって当日は多少肌寒い天候ではありましたが大きく崩れることなく開催されることになりました。
この大会をつくるにあたっての私の思いは自然度の高いトレイルを長時間にわたって走り続けられる北米型のロングトレイルレースをベースとしながらも日本の山村風景ともてなしの心を表現できるような大会をつくってみたいとの思いがありました。
より皆様に楽しんでもらうため独自の取り組みとしてトレイル率を高めるために手作りトレイルをつくったり、走りやすさを求め山村集落のかつての生活道を再生したり、世立八滝を楽しんで頂こうと急登の区間も設けたりしました。
ただこの八滝の急登の区間が完走を分ける大きな壁になったようです。
完走率は74.9パーセント。「走れる」という印象のコースですが実際にはなかなか手ごわいコースになりました。
ただ「六合の里めぐり」のセクションはなかなか楽しんで頂いたのではないかと思います。本大会のプロデュース通して六合の集落の方々との心遣いと優しさに触れることができました。こんな人懐っこい住民の方々の応援やもてなしもきっと厳しい道のりのなかホットする気持ちになって頂いたのではないでしょうか。
本大会では選手には安心してご参加頂けるようコースの整備、誘導、人数管理などの安全面の確保に徹頭徹尾にわたり配慮した大会となっていますのでトレイルランの経験の少ない方でも構えることなく楽しんで頂けると想います。
皆様には上信越高原国立公園という自然度の高いエリアでの開催であることをしっかりと受け止めマナー・ルールを遵守して頂いたことに心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
普段、人があまり訪れることの少ない住民にとって選手の皆さんとの触れ合いは大きな「楽しみ」になったようです。おそらく来年大会は地元では更に大きな盛り上がりを見せるのではないでしょうか。今から待ち遠しい気持ちで一杯です。

プラスαのお楽しみ

その名のとおり国内有数の四万温泉と草津温泉とを結ぶこのレースの魅力は、泉質の良い温泉を楽しめること。四万温泉の体を整える硫酸塩泉に浸かり、心落ち着く温泉街をスタート。ゴールは国内随一の草津温泉。体とメンタルを癒す硫黄泉が、疲れた体をきっとリフレッシュしてくれます。





ULTRA-TRAIL Mt.FUJI

今年の開催日程:2015年9月25日(金)~27日(日)

このレースへの想い

富士山を巡るアジア初の本格的100マイルトレイルレース。トレイルランナーならいつかは走って欲しい大会です。日本の山の要素を全て盛り込んだようなバラエティーに富んだコースは参加者を飽きることなく前に誘ってくれるはずです。
世界最高峰UTMBの唯一の姉妹大会で国際的な評価も高く、いつかはこの舞台を経験し、100マイラーの称号を手にして欲しいです。

プラスαのお楽しみ

この大会を通して「樹海」、「天子山地」、「三国山地」などの新しいフィールドが紹介されました。富士山周辺には御坂山地、富士山自然休養林などのトレイルランに適したフィールドも数多くあるので是非とも訪れて欲しいです。







中能登トレジャートレイルラン

今年の開催日程:2015年10月24日(土)~25日(日)

このレースへの想い

トレイルランが知られていない地でこのスポーツを普及したいという思いでつくった大会です。能登半島の付け根に位置する標高400mほどの宝達山地が舞台。「中能登の里に散りばめられた宝物をみつけにゆく」というのが大会コンセプトです。その名のとおり石動山、枡形山城、湯ノ谷池、碁石ケ峰、みやおの郷など旅のように巡るコースはきっと多くの方に気に入っていただけると思います。
ブナの原生林や美しい落葉樹林の森は、低山とは思えない程にダイナミックです。稜線からの立山連峰や邑知地溝帯の独特の景観に驚かされるでしょう。
ビギナー向けの大会ですが、2015年大会から50kmも新設され、幅広い層に楽しんでいただけると思います。町長さんのこの大会にかける想いが伝わるホスピタリティあふれる大会でもあります。

プラスαのお楽しみ

和倉温泉といった全国的に有名な温泉地ももちろん素晴らしいが、能登半島の本当の魅力は山村集落や田園風景といった日本人の心の原風景ともいえるのどかな里山景観にあると思います。もちろん景観だけでなく人情にも癒されます。北陸新幹線が開通し断然来訪しやくなりました。レース後に1日休暇をとり能登、金沢観光を楽しんで欲しいです。





KANNA Mountain RUN&Walk

今年の開催日程:2015年11月8日(土)~9日(日)

このレースへの想い

「日本一温かい大会」が大会コンセプト。人口2200人の神流町の最大のイベントであり、町民の4人に1人がこの大会に関わり、全国からの選手をおもてなしさせていただきます。前夜祭からゴール、そしてこの町を後にするまでの全てにわたってのホスピタリティーを感じていただければと思います。
イメージとは裏腹にコースのアップダウンは厳しいですが、晩秋の西上州の山々の息をのむような紅葉の美しさはこの時期限定のものです。コース最後の神丸尾根の下りは頑張ったご褒美に感じるほどに心地良く、エピローグにふさわしいトレイルです。
総務大臣表彰を受賞するなどトレイルランの新しい可能性を世に広めた大会でもあります。

プラスαのお楽しみ

神流エリアを中心とした西上州の山々の特徴は「もの悲しさ」。これは決してネガティブな意味ではありません。派手派手しさはないがとにかく日常から心を落ち着かせ、深い思考に浸るにはこれほど素晴らしい山々はないと思います。新しい発想や眠っていた創造力を呼びおこす森です。
年間を通してコースを訪れていただけるよう専用コース表示板があるので、大会事務局の出しているトレランコースマップを持って是非訪れて欲しいです。新緑の季節もまた素晴らしいです。
町は過疎化が進み空き家も多いのでセカンドハウスとしてこの地の古民家に半移住する方が増えると嬉しいです。





FAIRY TRAILびわ湖高島トレイルランニングinくつき

今年の開催日程:2015年11月14日(土)~15日(日)

このレースへの想い

トレイル率95パーセント以上。「国内大会の中でトレイルランコースとしては最も完成度の高い大会」と呼ばれるほどにコースは素晴らしいものがあります。
朽木の里を蛇谷が峰山系と白倉山系の2つのルートを辿り一周する40kmのコース。人が普段通わないため腐葉土の表土がほぼそのままに残り、脚に優しい絶品のトレイルです。トレイルラン本来の楽しみをあらためて教えてくれます。
そしてその名のとおり妖精が出るほどに潤いのある素敵な森の雰囲気があるのだから言うことはありません。

プラスαのお楽しみ

舞台となっている比良山地は、杉や照葉樹といった四季の変化に乏しい森が多い関西エリアにあって群を抜いて森の雰囲気が素晴らしいフィールドです。レースの後半部分の白倉山系は地元の山岳会の方々がトレイルラン専用コースとして整備していただいたコースです。
初心者でも「トレイルランを好きになってくれる」最高のルートです。ゴールの鯖街道の朽木の宿場の雰囲気も私は大好きです。





上州八王子丘陵ファントレイル in OTA

今年の開催日程:2015年11月21日(土)

このレースへの想い

ロードしか走ったことのない方でも気軽に楽しめる大会にこだわりました。
群馬県太田市の八王子丘陵は地元の方でもあまり知られていない山域ですが静かな雰囲気の森とアップダウンが少ないうえにトレイルも安定しておりビギナーでもこのスポーツの魅力を十分に感じて頂けるコースです。きっと多くの方々に気にいって頂けると思います。地元の群馬、栃木の方にはこの大会を通してコースを知って頂き新たなマイトレランコースに加えて頂ければと思います。首都圏からのアクセスも良く大会終了後には会場でイルミネーションも開催されます。晩秋の3連休の一日目を大いに楽しんで頂けるイベントになると思います。


上州八王子丘陵ファントレイル in OTA

プラスαのお楽しみ

周辺には藪塚温泉を中心に、怖いもの見たさの気持ちで是非訪れて欲しいジャパンスネークセンター、木枯らし紋次郎をテーマとした三日月村などユニークな観光スポットがあります。

上州八王子丘陵ファントレイル in OTA






IZU TRAIL Journey

今年の開催日程:2015年3月14日(土)~15日(日)
(コースプロデュース)

「新しい伊豆の旅の創造」というコンセプトで開催されるこの大会は自然と歴史に恵まれた地域を走り抜ける、トレイルランの醍醐味を味わえるコース設計となっています。
鏑木毅はコースプロデューサーとしてこの大会に関わっています。

大会を終えて

昨年は大雪のため一年延期となってしまい二年ぶりの開催。それだけに選手の皆さん、そして大会スタッフにとっては思いの詰まった大会となりました。

前日の総合プロデューサーの千葉さんの涙は私の胸にグッと来ました。

大会関係者のこの大会への熱い思いもあり2回目の開催で既に多くの方々に知られるものになり、国内トップ選手が勢ぞろいしたのも我々にとって嬉しい出来事でした。ロングトレイルへの入門レースとして多くの方々に楽しんで頂けたと思っています。序盤の聖霊が住んでいるかのような神秘的な森と、後半の前方に富士山、左手に駿河湾といった日本離れしたダイナミックな景観を70kmにわたって楽しめるコースはまさにこの大会のコンセプトである「旅」に相応しいものとなりました。